胸郭出口症候群って何?という方はまずこちらの記事をどうぞ
胸郭出口症候群の予防に必要なこと
胸郭出口症候群を予防、もしくは改善させるには以下のことが必要になります。
- 足腰の筋力をつける
- 適度なストレッチ
- 良い姿勢を保つ
筋力やストレッチは意識して行えば出来そうですが、既に姿勢が悪い人にとっては良い姿勢を保つというのはなかなか難しい...
最初は気にして良い姿勢にしていても、途中でいつも通りの姿勢になってしまいますよね。
もし、仕事や勉強に使っている椅子を替えられる、と言うのであればバランスチェアをオススメします。
意識せずとも背筋が伸びるので、猫背対策や腰痛対策になります。
もちろん、きちんと人間工学に基づいたデザインになっているので、長時間座っていても疲れにくく設計されています。
高さを調節すれば子供でも使えるので、子供の勉強机用のイスをバランスチェアにするなど、早いうちから対策を取ってあげるのも良いですね。
バランスボールを使ったストレッチも効果があるようです。
自宅ではほとんどイスには座らない、という方はテレビを見ながらバランスボールでストレッチを行うと良いのではないでしょうか。
こちらのサイトに、バランスボールを使った色々なストレッチが書いてありますので是非参考にしてみて下さい。
効果的なストレッチ
整骨院で教わったストレッチを紹介します。
どのストレッチも呼吸を止めずに行ってください。
ゆっくりと大きく深呼吸をしながら身体を伸ばしてあげてください。
首周りの筋肉をほぐす
- あぐらをかいて座り、背筋を伸ばす
- 首を前に倒し、背中を丸める
- 首と背中を戻す
※5~10回繰り返し
胸、肩を開く
- 右手を下にして横向きに寝る
- 左足の膝を床と水平に90度に曲げる
- 股関節も90度に曲げる(膝を前に出すイメージ)
- 腕は前に伸ばして両手を合わせる
- 左手を腕を伸ばしたまま身体の後方に持っていく
※深呼吸をしながら数分間キープし、反対も行う
背中の筋肉を動かす
- 姿勢よく立ち、両腕を真横に広げる
- 手のひらは正面に向けたまま肘を90度曲げる
- ワキを開け閉めするイメージで両腕を上げ下げする
※ゆっくり10回繰り返す
まとめ
胸郭出口症候群は数日間ストレッチを行ったぐらいでは治りません。
しかし、ストレッチを行うのと行わないのとでは症状の重さは変わります。
改善の為に一番必要なことは"良い姿勢を手に入れる"ことです。
最近は姿勢矯正グッズなどもたくさん売っていますので、物にも頼りながらストレッチも頑張り、良い姿勢を手に入れて症状を緩和していきましょう!