りっぷとぽんちょ

女子力低い系不器用女子ががんばるぶろぐ。

【ふるさと納税】今更聞けないメリット・デメリットと注意点

今年度の締め切り(12月末)があと3週間と迫ってきましたが、皆さんふるさと納税していますか?

ふるさと納税をオススメする理由はただ一つ。どうせ出ていくお金なら、ふるさと納税で何かリターンをもらったほうがおトク!だからです。

※2,000円は自己負担になります

サラリーマンだと税金(所得税・住民税)は天引きされていることが多いので支払っている感覚が薄いかもしれませんが、きちんと取られています。

日々頑張って節約しているのに、ふるさと納税しないなんて勿体無いですよ!

ふるさと納税の仕組み

ふるさと納税は"節税"ではありません。

ふるさと納税は自分の応援したい自治体に寄付をすることで特産品をもらいつつ税金を控除できるという制度です。逆に言えば、税金を納めただけなのに物が貰える、という制度です。

1か所に寄附した場合も、複数の地域に寄付した場合も一律で年間2,000円のみ自己負担となります。

ただし、税金の控除を受けるためには確定申告もしくはワンストップ特例制度の申請が必要となります。寄付をしただけでは控除されませんのでご注意ください。

手続きを忘れると全額自己負担=高いお金を払って品物を購入しただけ、となってしまいます。

 

ふるさと納税のメリット

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  • いずれ出ていくお金で特産品が手に入る
  • 被災地に"使い道を指定して"寄付ができる場合がある
  • 好きな自治体を選べる
  • カード決済ならポイントが貯まる

メリットは何と言っても"出ていくだけのはずのお金で特産品が手に入る"ということです。さらにクレジットカードで決済すればポイントまで貯まるというのですから嬉しいですよね。

普段買わない高級なお肉や海鮮をお子さんのために頼んでみてはいかがでしょうか。別に贅沢しているわけではありませんよ。どっちみち出ていく予定のお金なんですから。

 

ふるさと納税のデメリット

  • お金が出ていくタイミングが早まる
  • 所得が低いと税金の控除ができない
  • 上限を知らないと損をする場合がある
  • 確定申告や特例の申請といった手間がかかる

家計が毎月火の車という方は、支出のタイミングが早まるので厳しい制度かもしれません。収入が少なくて火の車なのであれば、そもそも控除を受ける枠が無い可能性もあります。

下2つのデメリットについては、無知だと損をしたり手続きを大変と感じる可能性がある、といったところでしょう。

人によって上限が違うので、控除の上限を試算してから寄付をしてください。手続きはわかってしまえば意外と簡単です。リターンを考えれば全然手間ではないと思います。後日きちんと説明するので重く考えずに寄付してしまいましょう。

 

ふるさと納税の手順

確定申告・ワンストップ特例制度の申請以外は至って簡単です。普段のネットでのお買い物と同じです。

スマホから実際に寄附してみた

①まずは欲しい商品・寄付金額を選ぶ

ギフト券が購入できるのが『ふるさとプレミアム』くらいしか見つけられなかったので、今回はふるさとプレミアムから寄付することにしました。欲しい商品、寄付金額を選んだら、"カートに追加"します。

※寄付金額は人によって上限が違うので注意

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②カートに入れたものの内容を確認

商品と寄付金額を再確認し、間違いがなければ"次のステップへ"進みます

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③お客様情報を入力します

確定申告をしたくない方はここで"ワンストップ特例制度の申請を希望する"と選択して下さい。これを選択しただけでは完了ではないのですが、今の段階でできるのはここまでです。後日申請書が送られてくるのでお待ちください。

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④クレジットカード情報の入力

③で入力した氏名と同一名義のカードを使用してください。

クレジットカード以外で購入できるサイトもあるようですが、ふるさとプレミアムはカード決済のみの対応となっています。

申し込み・寄付はこれで完了です。

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あとはワンストップ特例申請の用紙が送られてくるはずなので、それを待ちます。
万が一特例の申請に失敗しても、確定申告も難しくないので気軽に寄付してしまいましょう。後日、このサイトでもワンストップ特例申請と確定申告の仕方についてご紹介します。

ふるさと納税の注意点

  • 専業主婦が自分名義で寄付をしても、旦那さんの税金の控除は不可
  • 他の人名義のクレジットカードでの決済は原則、控除対象外
  • 自治体から発行される『受領証明書』を失くすと控除不可
  • 限度額が収入や家族構成によって変わる
  • 偽サイトがたくさんある

寄付時の名義に注意!

寄附控除を受ける場合、原則、以下の2点を守っている必要があります。

  • 控除を受ける人名義で寄付をすること
  • 控除を受ける人と決済する人が同一であること

決済する人が生計が一緒の家族であれば認められる可能性もありますが、わざわざそんなリスクを負うのは辞めておいた方が良いでしょう。

旦那さんの税金を控除したいのであれば、旦那さん名義で寄付をし、旦那さん名義のカード(旦那さんの口座から料金引き落とし)で決済をしましょう。

 

寄附金受領証明書の紛失に注意! 

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寄付をすると後日、"どこの自治体にいくら寄付した"という内容が記載されている紙が送られてきます。

確定申告をして控除を受ける場合、その紙が控除を受けるための証拠書類となります。紛失してしまうと控除が受けられない、と思っていてください。この紙がなくても控除を受けられるのであれば、寄付していない人が確定申告するだけで控除できてしまいますから当然ですよね。

紛失した場合、再発行をしてくれない自治体もあるようなので、絶対に紛失しないように気を付けましょう。

 

ふるさと納税の限度額に注意!

寄付した金額は"税金から控除"されるのです。よって、収入や家族構成によって控除される限度額が違います。収入が多く、扶養家族が少ないほど限度額は上がります。

まずは自分の収入・家族構成だといくらまでの寄付なら控除を受けられるのか確認をしてみましょう。

総務省のサイトに目安の表が載っていますが、実際にふるさと納税関連のサイトから控除上限額(限度額)シミュレーション を行うことをオススメします。

 

参考: 総務省|ふるさと納税上限額の目安

 

ふるさと納税の偽サイトに注意!

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最近、悪質な"偽サイト"がいくつも作られています。上の画像は片方が本物のサイト、もう一方が偽サイトです。見分けつかないですよね...

偽サイトは本物のサイトから画像や文章をコピーして作成しているため、見分けるのはかなり困難なようです。

一つ、見分ける指標としては偽サイトでは値引きされている事があるようです。

ふるさと納税はあくまでも"納税"であって、商品の購入ではありません。値引きされることはまずあり得ないので、値引きされていたら偽サイトだと思って引き返してください。

 

偽サイトからふるさと納税を行うと、当然、税金は払っていない事になるので、翌年普通に税金を支払わなければなりません。2重でお金がかかってしまうことになります。

さらに悪質なサイトになると、商品すら送られてこないそうです。ひどいですね。

偽サイトにひっかからないために、『ふるさとチョイス』や『さとふる 』、『ふるさとプレミアム』、『楽天ふるさと納税』など有名なサイトを経由しての寄付をオススメします。

 

まとめ

知識を持って寄付をすれば、かならずおトクになる制度です。

  1. 正しいサイトから
  2. 限度額を守って
  3. 手続きを忘れずに

この3つを守ってオイシイ思いをしちゃいましょう!

今年の締め切りまであと3週間です!急げ!!