こんばんは。喉のイガイガがおさまりません。
仕事を始めてからストレスのせいなのか、年中風邪を引いています。
高校では皆勤賞だったなんて自分でも信じられません。笑
さてさて、私は作り話というものがあんまり好きではないので、
普段はあまり映画を見たり小説を読んだりはしない方なのですが
見に行かないかと誘われ、折角なので見てきました。
『万引き家族』
監督：是枝裕和
"犯罪でしかつながれなかった"というキャッチコピーの元描かれた
血縁関係の無い人間同士でつくる"家族"の物語りです。
松岡茉優ちゃんのおっ〇いが大きかったです。笑
内容もさることながら、メインキャストの演技が上手くて見入ってしまいました。
特に子役の2人の演技はリアリティがすごくて感情移入してしまう程。
本当にある家族のドキュメンタリーを見ているかのような気分になりました。
映画を見ながら最近の虐待のニュースなんかも思い出されて
家族のあり方や絆、愛情について色々考えさせられました。
中でも、「産んだら皆母親になるの？」という問いが印象的でした。
「でも、産まなきゃ母親にはなれない」と言われていましたが
果たしてどうなんでしょうね。
私はそうは思わないですけどね。
少なくともリンちゃんの実の親よりは
信代さんの方がよっぽど母親らしかったと思う。
きっとあのままリンちゃんが成長していけば、
信代さんだけが母親だと言うようになると思うんだけど。
私は血の繋がり以上に、心だけで繋がる事は出来ると思うなぁ。
もちろん、犯罪なんて繋がりがなくてもね。
でもこればっかりは受け手の問題もあるから一概には言えないし、難しい問題ですね。
誰が母親でも良いから、虐待が無くなる世の中になっていって欲しいなと思います。
親の子供への想いと、子供への伝わり方は一致しない事が多くて
家族とか愛情って本当に難しいですよね。
どこにもコレだ！という正解なんて無い難しいテーマではありますが、
面白いので是非、皆さんも時間があれば見てみてはいかがでしょうか。
オススメです。
