りっぷとぽんちょ

女子力低い系不器用女子ががんばるぶろぐ。

読書初心者にオススメしたいミステリー小説5選

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スラスラ読めない小説なんかはすぐに途中で放棄してしまう"読書初心者の私"が読みやすくて是非たくさんの人に読んでもらいたいと思う『ミステリー小説』を5冊紹介したいと思います。

"本は読んだ方が良い(読みたい)と思っているけど、何から読んで良いかわからない"という方にオススメです。

ミステリー小説

スマホを落としただけなのに(志駕晃)

麻美の彼氏の富田がタクシーの中でスマホを落としたことが、すべての始まりだった。拾い主の男はスマホを返却するが、男の正体は狡猾なハッカー。麻美を気に入った男は、麻美の人間関係を監視し始める。セキュリティを丸裸にされた富田のスマホが、身近なSNSを介して麻美を陥れる凶器へと変わっていく。一方、神奈川の山中では身元不明の女性の死体が次々と発見され…。

現代の落とし穴が克明に描かれており、個人情報の取り扱い方について改めて考えさせられます。 

終始スリルがあり、スピード感もよく、面白いです。ただ、真犯人がわかりやすいのでミステリー小説好きには少し物足りないかもしれません。

 

イニシエーション・ラブ(乾くるみ)

僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。

伏線を深く考えすぎながら読むと途中でわかってしまい、面白くなくなってしまうようです。

途中で違和感を覚える部分もありますが、素直に最後まで読み進めてみて下さい。 

最後に点と点が全て繋がり、面白い作品です。

 

告白(湊かなえ)

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラー。

誰が読んでも作中の醜い人物の誰かに共感してしまうことでしょう。また、それが時に人を傷付けるものである事を突き付けられます。あまりにリアルで一瞬で引き込まれました。

デビュー作とは思えない完成度です。

 

向日葵の咲かない夏(道尾秀介)

夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。

度重なるどんでん返しが面白いですが、ミステリーなのかホラーなのかファンタジーなのか不思議な作品です。

好き嫌いが分かれるようですが、ハマる人にはかなりハマる奇妙な1冊。

 

ハサミ男(殊能将之)

美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。

トリック自体はわかりやすいので、素直に騙されながら読み進めるのがオススメ。

読みやすくて面白く、読後感の良い作品です。 

 

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今週のお題「読書の秋」