肩こり、腰痛、神経痛
全ては体のゆがみに原因が!
近年、パソコンやスマホの普及により姿勢の悪さは子供から大人まで、全ての世代で深刻な問題となっています。
悪い姿勢を放っておくと椎間板ヘルニアになり、慢性的な足の痺れを引き起こす危険性があります。
他にも肋間神経痛や胃の不調、心不全など、様々なトラブルを引き起こす原因となり得ますが、正しい姿勢の方は1割ほどしかいないそうです。
そんなトラブルを引き起こす悪い姿勢(猫背)は4つのタイプに分けられます。
自分がどのタイプなのかを知り、自分にあったストレッチを行い、あなたも正しい姿勢を手に入れましょう!
2011年7月2日放送の『世界一受けたい授業』で簡単に出来るストレッチを取り上げていましたのでご紹介します。
16分半の動画になりますので、データ通信の関係等で動画を見られない方のために内容をまとめていきたいと思います。
文字を読みたくない方は動画をご覧下さい。
猫背のタイプをチェック
猫背には4種類のタイプがあります。
- せなか猫背
- くび猫背
- こし猫背
- おなか猫背
まずは自分がどのタイプなのか、壁を使ってチェックしていきましょう。
①かかと、お尻、背中が壁につくように立つ
この状態から頭と肩を壁につけた時に違和感あり
②腰に手を入れた状態で自分の胸が見えるようにアゴを引く
その時に腰のそりが強くなる→せなか猫背
その時に腰がそり過ぎない→くび猫背
そもそも腰のすき間に手が入りにくい→こし猫背
そもそも腰のすき間がかなりある→おなか猫背
※そもそも腰のすき間がかなりあり、アゴを引いたときに腰のそりが強くなれば、おなか猫背とせなか猫背の両方がある、という事になるらしいです。
ローラだけがパーフェクトでした。モデルさん、さすがです。
タイプ別の姿勢改善法
せなか猫背
①丸めたタオルを置く
②タオルが背中の真ん中にくるように仰向けに寝る
→この時腰が反りすぎるようであれば、膝を立てる
③バンザイをする
④この状態で10分キープ
⑤終了後は肋骨を痛めないように、1度お尻を持ち上げてタオルを横から抜く
⑥再度床に背中をつけてから、ゆっくり起き上がる
くび猫背
①指を背中の後ろで組む
②背中に深いシワができるくらい、肩を限界まで後ろに引く
③肩を引いたまま、頭を後ろに倒す
→首を倒すと痛い場合、肩を引くだけでOK
④そのままの姿勢を3秒キープ
※これを1日最低20回行う
3~5回ずつこまめにやるのがオススメ
こし猫背
①うつ伏せに寝る
② 腕立て伏せの要領で上半身を反らし、腕を伸ばしきる
③この状態で深呼吸を2回行う
※これを1日最低10回行う
おなか猫背
①片手をお尻、もう片方の手を下腹に添える
②膝を曲げずに下腹を前に突き出す
→首が前に出ないように注意
③深呼吸をしながらこの状態を保てるようになる
※これを1日最低10回行う
どのタイプのストレッチもあまり時間をかけることなく、手軽にできそうですね。
痛いようであれば無理をせず、少しずつ身体を慣らしていきましょう。