子供に大人気のアニメ『きかんしゃトーマス』のトーマスに実際に乗れるって知ってますか??
トーマスやヒロ、パーシー(他)に実際に会えるんです!!
先週、電車が好きな甥(2歳9ヶ月)を大井川鐵道のトーマス号に乗せるため旅行をしました。
日頃からトーマス、チャギントン、ポーラーエクスプレス(SLが出てくる映画)が好きな甥は終始大興奮でした。
普段は寝起きの悪い甥ですが、起きた瞬間に「トーマス、乗ったね!ヒロ、いたね!」と興奮気味に話してくれるくらいには楽しかったみたいです。
大井川鐵道とは
国鉄の蒸気機関車が引退した翌年(1976年)、日本で初めて蒸気機関車(SL)の動態保存を始めました。
現在でもほぼ毎日運転しており、戦前・戦時中に時代設定されているドラマや映画のロケーション撮影でもよく使用されているそうです。
大井川鉄道は一般的な移動手段としての利用よりも、観光客をメインとした事業展開をしており、特にSL利用者は営業収入の4割を占めていました。
2009年の年間利用者数は過去最高の28万人を超える程でしたが、2011年の東日本大震災後の観光需要減少の影響や、2013年の高速バスの規制が強まった事で赤字へ。
その後、経営再建のために始まったのが休日のトーマス号の運行でした。
現在、トーマス号はチケットが抽選になる程の人気があり、取れない事もあるようです。
経営再建を担うトーマス号
一言で表すなら"リアル!!!"です。
なかなかの迫力に大人もテンションが上がってしまいます。
ちゃんと皆喋るんですよ。我が家のおチビはヒロが大好きなんですが、ヒロが喋る度に大興奮!
この日はトーマスしか乗れませんでしたが、ジェームスに乗れる日もあるとか。
まぁ、おチビは実はジェームス号もあって、ジェームスにも乗れる日があるなんて知らないので、トーマスに乗れるだけで大喜びでした。
ちなみにトーマスは日によって表情(黒目の位置)が違うらしいです。
トーマス号の中を簡単にご紹介
中に乗るとこんな感じです。指定席になっています。
トーマスの声で外に見える景色の紹介や、到着のアナウンスなんかをしてくれます。
車内では限定のお菓子やおもちゃの販売、じゃんけん大会なども行っています。
乗車時間は片道1時間程度なのですが、同時に車道を走り出したバーティーが時々見られます。
(ちゃんと各所でトーマスから見えるようにバーティーが時間調整をしていました)
↑この赤いバスの後ろ姿、バーティーです。
バーティーが見える度に子供も大人も結構テンション上がるので、あまり暇しません。
あとめちゃくちゃ景色が良いので普段都会に住む大人は景色も楽しめるでしょう。
見どころ
大井川鉄道は子供が楽しむ場所かと思いきや、大人でもとても楽しむ事ができました。
トーマス号のクオリティはもちろんの事、SL列車に乗れたり運転席を見れたり、古い列車に乗れるのは楽しいです。
恐らく大勢の人が外から写真を撮るポイントのタイミングだと思うのですが、きちんと石炭を燃やして蒸気を出す事もあり、窓側に座っていると顔が黒くなったりするのも昭和にタイムスリップしたようで楽しいです。
あとはなんと言っても景色、です。
お茶の産地なので段々畑がたくさんあったり、綺麗な川などの自然に大きな鉄橋、、
普段都会に住んでいると見ることの出来ないような景色に癒されること間違いなしです。
トーマス号に乗れる場所&チケットの取り方
大井川鐵道のトーマスは静岡県島田市の新金谷駅と静岡県川根本町の千頭駅を往復します。
Googleマップで見るとこの辺りです。
静岡からも浜松からも少し離れた場所にあります。
トーマス号の座席は完全予約制&全席指定で、チケットは抽選になっています。
ローチケ(ローソンチケット)で応募
→応募締切の数日後にメールにて応募結果の通知
→期日までにローソンにてお金を支払う
という流れです。
競争率も高く外れてしまうこともありますが、1度目の抽選に外れてしまってもまだ乗れる可能性はあります。
チケットは抽選後、料金を払込む期限が設けられており、そこまでに料金が支払われなかった席はキャンセルとなり、再度、その座席の予約受付が行われます。
もちろん申し込み多数であれば、抽選になりますが、我が家も帰り道はこのキャンセルによる再受付で座席をゲットできました。
あとは便によっては当日行ってみたら空席があって入手出来る、なんて事もあるようです。
お子さんがトーマスが好き!という場合は行く価値ありですので、頑張ってチケット入手して行ってみて下さい。