りっぷとぽんちょ

女子力低い系不器用女子ががんばるぶろぐ。

【実体験】災害時に役立った今すぐ準備しておくべき物資

昨日はスマホから短時間で書いた読みにくい記事を読んでいただきありがとうございます。

昨日の記事と被ってしまっている部分も多いですが、状況・心境も合わせてキレイに書き直させていただきます。

(とはいえ長くなりすぎるのでカットしている部分もあるので、災害直後に取るべき行動などは昨日の記事を読んでいただければと思います。)

この記事を読んで誰か一人でも実際に災害の備えをしてもらえたら嬉しいです。

www.feminiup.net

はじめに。

私が家族で避難していた姉の家は昨夜10時頃、無事に電気・電波が復旧。

今朝には自宅も実家も復旧しており、既に通常の生活に戻れています。

夜遅くまで頑張って下さっている電力会社の方々には心から感謝しています。

 

現状、市内でもまだ電気の復旧していない地域があるようですね。

早い復旧を祈るばかりです。

 

今回の大停電を通して、"あって便利だった物"がいくつもありましたので、紹介したいと思います。

 

 

状況・心境

と、その前に。そもそもどんな状況、どんな心境になるのか、というのは実際に経験してみないとわからないと痛感しました。が、一応記載しておきます。

これで"少しでも準備しなければ!"と感じてもらえれば幸いです。

どうでもいい方は読み飛ばして下さい。

 

9月6日の午前3時に地震が発生、数十分後に停電となりました。

(即停電になったエリアもあったようですが、我が家では20分程テレビを見れていました。)

最初は電話も繋がり、ネットも問題なく繋がっていました。

しかし、午前9時を過ぎたあたりからネットも繋がったり途切れたりという状況になりました。

停電+電波不通=情報難民

そう、あんなにテレビでたくさんの情報が流れているのに、当の被災者たちには情報が殆ど入って来ないのです。

 

途中で一度思いましたよ。

スマホの充電あっても何の役にも立たないじゃん!!!と。

※それでももちろんスマホの充電が切れるのは本当に恐怖です。

 

でも「水も確保したし、食料もそれなりにあるし、まぁ数日は大丈夫だろう。」と朝はノンキに考えていました。

ネット繋がらないと何にもやる事ないし、時間だけあるから窓の掃除でもするか!と意気揚々と窓拭きなんかもしてみたり。

 

ただね、テレビはつかないし、充電無くなったら困るから音楽は聴けないし、一人暮らしだから喋り相手はいないし、LINEも届かないし...

気付いたら超孤独でした。

こんな時こそ誰かと繋がっていたい、と感じますね。

しかもね、時間が経たない。びっくりするほど。

仕方ないから家族が集まっている姉の家に行くことにしました。

 

家を空ける時は、空き巣被害に遭わないために、貴重品やお金は持って行きましょう。

あと、自分の数日分の水と食料くらいは持って行きましょう。

 

合流してもまぁやる事ないんです。

自由に買い物に行けるわけでもない、テレビも見れない、情報も思うように入ってこない。

皆、昼寝をしてました。

 

途中、電波が少し改善し、父親の持っているタブレットワンセグが電波を受信しました。感動。

 

その後、日が暮れ始めたので母と姉が夕食の準備を。

とにかく腐る物から食べましょう。冷凍していたお肉、とか。

 

食べる頃には気付けば明かりは懐中電灯だけです。

 

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このあたりから、

・電気のついた家があるのにうちはまだ?

・いつまで停電続くのだろう。

・いつになればネットが見れるのだろう。

・今は水出ているけど断水にならないだろうか?

・何日くらい食料持つだろうか。

・携帯の電池、持つかな。

そんなことが次々頭に浮かんできました。

 

ある程度備えがあり、3日くらいならなんとかなるかなーという状況でこの思考です。

物資が足りなければもっと慌ててパニックになっていたことでしょう。

 

万が一の時に最低限の不安ですむように、今から最大限の備えをしておきましょう。

 

持ち出し用リュック

これが無ければ始まりません。

重たい物を入れても平気な強くて大きめのリュックを用意しましょう。

普段使わない防災グッズを入れて玄関近くにしまっておきましょう。

そして2、3年に1度中身を見直しましょう。

 

入れておくべき防災グッズ

飲料水、カップ麺、缶詰

医薬品(風邪薬、消毒液、絆創膏他)

簡易トイレ、ティッシュ、タオル

袋、ナイフ、ウエットティッシュ

生理用品、洗面用具、ひざ掛け、軍手

サランラップ、電池、マスク、上着

 

スニーカー

女性の中には普段スニーカーなんて履かないから持っていない、なんて方もいらっしゃるかと思います。

安くていいです、1足用意しておきましょう。

ヒールやサンダルなんかで避難するのは危険です。

ラジオ・ワンセグ

いざ、という時にインターネットもテレビも役に立たないと思い知らされました。

別の情報源が必要になります。

音声が入ってくるだけでも安心感が全然違います。

嘘だと思って1台準備しておいてください。

 

懐中電灯

言わずもがなですが、これは必需品です。

最近スマホでもライトが着くので私は懐中電灯を持っていませんでした。

でも、懐中電灯のためにスマホの充電を減らすのはあまりにも勿体ないです。

というか3日も停電が続いたら電気も連絡手段も無くなってしまいます...

少し奮発してかなり明るく照らせる物を買っておいて損はないです。

夜頼りになるのは本当に懐中電灯の明かりだけです。闇です、闇。

 

ガスコンロ・ボンベ

今回、幸いなことにガスは止まりませんでしたが、ガスが止まった時や、オール電化のご家庭には必要です。

少し調理が出来るだけで全然食事の幅が広がります。

やることがないので楽しみは食事の時間くらいです。

また、お湯が沸かせるだけで温かいタオルで身体を拭けます。

お風呂に入れないので温かいタオルで拭くくらいはしたいです。

ただ、火事には十分気を付けましょう。

モバイルバッテリー

携帯の充電器です。

2ポートだと家族も同時に充電できるので結構便利です。

ただし、きちんと定期的に充電をしておくことも必要ですよ。

車をもっている方はシガーソケットタイプ、車が無い人はソーラー式の充電器なんかも持っていると安心ですね。

 

急速充電器(複数ポート)

電気が復旧しても、いつまで電気がついているかわかりません。

スグにまた地震が起こるかもしれません。

計画停電になるかもしれません。

そのため、早く充電しなきゃ!!と焦ります。

そんな時複数ポートの急速充電器があると安心です。

私のは2ポートですが、とても心強かったです。

最後に

当たり前のようで持っていない物、ありませんでしたか?

是非、今のうちに準備しておいてくださいね。

あと、車を持っている方

いつでもある程度ガソリンを入れておきましょう。

こんな時、ガソリンスタンドもすぐには営業していません。

復旧すると物凄い車の列が出来ていて、2,3時間待ちのようでした。

 

ガソリンがあれば電波が受信できそうな場所も探せる。

家族と合流ができる。

携帯の充電ができる。

エアコンが使える。

とっても便利です。

 

災害大国、日本。

いつ、どこで災害が起こってもおかしくありません。

面倒だと思わず半分切ったらガソリンを入れる習慣をつけたいですね。

 

災害に遭わないのがもちろん一番ですが、皆様が災害に遭ってしまった時、焦らず行動できますように。